※このブログは、ステップごとの色鉛筆画講座となっています。

詳しい内容は下の【無料】色鉛筆画通信講座グリーンボタンから御覧ください。



2013年04月21日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP6 額に入れる

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP6  額に入れる

haibi411



 ステップ6では、 モチーフを仕上げたところで、額に入れてみたいと思います。

その前に、額縁についての勉強もしていきましょう。

色鉛筆画では、背景を描かずして作品にされているものもよく見かけます。

どんな風になるか、額縁について勉強しながら額に入れていきます。


■額縁について

絵のサイズは、縦17.5×21.0センチで、特注以外でないと市販ではそのような
サイズの額はありません。


私は、いつも色鉛筆画には、シンプルなデッサン額という額に、マットという化粧台紙に
絵を取り付けて額に絵を入れます。



下の図は、額に絵を入れた時の額の断面です。


 デッサン額縁/フレームのサイズ表の見方

 通常デッサン額縁はマットを付けて使用しますので 作品とマットのバランスを考えながら 額縁の大きさを決定します。
作品とマットと額縁の考え方としては 作品サイズに縦横とも4cm以上をたした寸法が最低で
マット巾片方が 3cm~8cmぐらいが 丁度良いサイズと言えます。
(大きいサイズになれば 10cmぐらい見てもおかしくないですが 最近は巾狭が 好まれているようです。)
デッサン額縁サイズ表
規格名称サイズ 規格名称サイズ
インチ(8×10)255×203  
八つ切303×242  
太子379×288  
関東四ツ424×348  
大 衣509×394  
半 切545×424  
三 三606×455  
小全紙660×509小全紙660×505
大全紙727×545  
大 判850×660  
十 七909×606  
MO900×700MO915×715
メーカーによってサイズが違う場合がありますメーカーによってサイズが違う場合があります

※ 上記サイズは 作品が入るサイズで 面材(ガラス等)の寸法と同じとお考えください。

※ 単位はミリ単位です。


・マット購入


マットは、額と同様に額縁屋さんで購入します。

額縁屋さんで、額縁寸法とマット開口の寸法通りに切っていただきます。

今回の額縁は八つ切りサイズで、マットは、マット開口を作品の大きさより

縦横ともに5ミリずつ小さくしました。


gaku422


・マットの拡大

マット

写真のマットの厚みは2ミリです。
分厚いほど高級感がありますが、高価になります。

ワンポイント  最初は、額選びもなかなか難しいものですが、 いちばん確実

なのは、描いた絵を、額縁屋さんに持って行って店の人に聞いたり、自分で選んで

決めても良いかと思います。

マットもいろんな種類や色がありますので、マットのことも額縁屋さんに相談して

みましょう。



・絵をマットに装着

マットと絵を裏返して、マットに作品をマスキングテープで上下2箇所くらい

仮止めします。

gaku 4222



きちんと、マットに絵が収まっていれば、布製のガムテープを

ハサミか手で小さくちぎって数か所完全に固定します。

※ 今回は後で背景を描くので、ガムテープでの本止めは

しません。



・作品を額に装着

額のトンボ8箇所を指で45度回して厚み調整版を外して

作品を装着して調整版、裏板をはめてトンボを止めます。


gaku 4223



 どうでしょう?(写真をクリックしてよく見てください^^)

背景をぬらなくても立派な作品になりました。

こんな感じで背景に色をぬらないというのも

シンプルでおもしろいと思います。

飾ってあったら目を引くと思いますよ。



【楽天ショップ】


額縁一覧
【アマゾン】


それでは、本日はこの辺で終りたいと思います。

次回は背景に色をぬっていきます。

どんな風になるかお楽しみに。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


ヒロシ

次のステップ7背景をぬり完成へ ⇒ 初級ステップ 7 背景をぬり完成へ
  

2013年04月08日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP5 モチーフに色をぬる

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP5 モチーフに色をぬる

haibi411


 それでは、前回の続きからいきます。

(色鉛筆は三菱えんぴつのユニカラー100色の中から使用しています)

上部から下部へ、ダークグリーン(617)、サップグリーン(545)、

イエローグリーン(549)で仕上げていきます。


haibi48



ここからは、非常に細かい部分があるので、難関です。

でも、一つ、一つのパーツをパズルを埋める様にぬっていけば、

意外と簡単に出来ます。


暗い部分には、ダークグリーン(617)、サップグリーン(545)、スレートグレー(569)

明るい色には、イエローグリーン(549)、モスグリーン(543)を使います。


つぼみ、茎、葉が複雑にからんでいますので、茎の方向など写真をよく見て

色をつけていきます。


より暗い部分は、上からスレートグレー(569)をぬって暗くします。

haibi482



こまかい部分は、ほぼ仕上がってきました。

あとは、左から、黄色の花が閉じている部分、葉の部分と仕上げていきます。


haibi483



ワンポイント   より暗い部分の葉は、ダークグリーンをぬりその上から

スレートグレーをぬり、その上からまたダークグリーンというふうに重ね塗り

をして、徐々に濃くしていきます。


ダークグリーンで、あたりをつけます。


haibi484



徐々に濃くしていきます。


haibi485



あと葉は、右の最後2枚となります。


上の1枚は、上下で明るさが違うので上半分はダークグリーンより少し明るめの色、

フォレストグリーン(618)下半分は、サップグリーン(545)であたりをつけました。


haibi412



フォレストグリーン(618)、ダークグリーン(617)で徐々に濃くしていきます。


haibi4121



モチーフ全体に色がぬれたら、最後にもう一度、絵の全体を見渡し、

写真と見比べ色の薄い所、ぬり忘れなどをチェックして、

修正できれば、モチーフの色をぬりは完成です。


haibi411



小さな絵ですがこれだけ、さまざまな葉があると思ったより

時間がかかりました。

明暗をはっきりさせると立体感がでます。


それでは、今回はこれで終わりたいと思います。

次回は、このまま額に入れてみようかと考えています。

どうなるか、楽しみにしてくださいね。


最後までお付き合いいただきありがとうございました<(,,,)>


ヒロシ


STEP6 額に入れるへ ⇒  STEP6 額に入れる


  
人気ブログランキング

色鉛筆画 ブログランキングへ よろしければ、応援クリックお願い致します m(_ _)m
タグクラウド
FX
livedoor Blog