ステップ6では、 モチーフを仕上げたところで、額に入れてみたいと思います。
その前に、額縁についての勉強もしていきましょう。
色鉛筆画では、背景を描かずして作品にされているものもよく見かけます。
どんな風になるか、額縁について勉強しながら額に入れていきます。
■額縁について
絵のサイズは、縦17.5×21.0センチで、特注以外でないと市販ではそのような
サイズの額はありません。
私は、いつも色鉛筆画には、シンプルなデッサン額という額に、マットという化粧台紙に
絵を取り付けて額に絵を入れます。
下の図は、額に絵を入れた時の額の断面です。
| ||||
デッサン額縁サイズ表 | ||||
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規格名称 | サイズ | 規格名称 | サイズ | |
インチ(8×10) | 255×203 | |||
八つ切 | 303×242 | |||
太子 | 379×288 | |||
関東四ツ | 424×348 | |||
大 衣 | 509×394 | |||
半 切 | 545×424 | |||
三 三 | 606×455 | |||
小全紙 | 660×509 | 小全紙 | 660×505 | |
大全紙 | 727×545 | |||
大 判 | 850×660 | |||
十 七 | 909×606 | |||
MO | 900×700 | MO | 915×715 | |
メーカーによってサイズが違う場合があります | メーカーによってサイズが違う場合があります | |||
※ 上記サイズは 作品が入るサイズで 面材(ガラス等)の寸法と同じとお考えください。 ※ 単位はミリ単位です。 |
・マット購入
マットは、額と同様に額縁屋さんで購入します。
額縁屋さんで、額縁寸法とマット開口の寸法通りに切っていただきます。
今回の額縁は八つ切りサイズで、マットは、マット開口を作品の大きさより
縦横ともに5ミリずつ小さくしました。
・マットの拡大
写真のマットの厚みは2ミリです。
分厚いほど高級感がありますが、高価になります。
ワンポイント 最初は、額選びもなかなか難しいものですが、 いちばん確実
なのは、描いた絵を、額縁屋さんに持って行って店の人に聞いたり、自分で選んで
決めても良いかと思います。
マットもいろんな種類や色がありますので、マットのことも額縁屋さんに相談して
みましょう。
・絵をマットに装着
マットと絵を裏返して、マットに作品をマスキングテープで上下2箇所くらい
仮止めします。
きちんと、マットに絵が収まっていれば、布製のガムテープを
ハサミか手で小さくちぎって数か所完全に固定します。
※ 今回は後で背景を描くので、ガムテープでの本止めは
しません。
・作品を額に装着
額のトンボ8箇所を指で45度回して厚み調整版を外して
作品を装着して調整版、裏板をはめてトンボを止めます。
どうでしょう?(写真をクリックしてよく見てください^^)
背景をぬらなくても立派な作品になりました。
こんな感じで背景に色をぬらないというのも
シンプルでおもしろいと思います。
飾ってあったら目を引くと思いますよ。
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それでは、本日はこの辺で終りたいと思います。
次回は背景に色をぬっていきます。
どんな風になるかお楽しみに。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ヒロシ
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