初級


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「初級」カテゴリの記事
2013年05月05日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP7 背景をぬり完成へ

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP7 背景をぬり完成へ


hai224



今回は、背景をぬって完成させていきたいと思います。

(色鉛筆は三菱えんぴつのユニカラー100色の中から使用しています。)

写真のバックに前回使った額縁と同じ様な色肌色の部分がありますね。

実は、額縁を選ぶ時にその肌色を背景色にして、額縁の色も肌色系の色に

決めました。

ワンポイント   
額縁の色は、絵に使われている色をもってくると、結構

合いやすいです。

今回の場合ですと、背景色か薄めの落ち着きのあるグリーンが、合うと思います。


❑背景をぬる

では、背景をぬっていきます。

シンプルにユニカラーの(605)シナモン一色だけで、仕上げていきます。

この色を平たく言うと、ピンクっぽい濃い肌色ですかね^^


シナモン(605)



はじめは、モチーフ以外の白い部分全体を横方向の線だけで薄く色をぬっ

ていきます。

そして、徐々に濃くしていきます。


初級5061



基本ステップでの背景と同じ様に、アクセントで、濃い線を入れてみました。

今回も、横(水平)方向の線だけで仕上げていきますが、

縦(垂直)方向、横(水平)方向の線で、ぬっていても油絵のキャンパスの様に

仕上がっておもしろいです。

大体仕上がってきたら一度マットを絵に置いてどんな感じになるか見てみます。


初級ステップ 



良ければ、作品にサインを入れて、フィキサチーフ(定着液)をスプレーして

乾かします。(私は、作品の裏にもサインと日付を入れています。)

次に、マットを布ガムテープで本止めをして、額に入れれば完成ですヽ(^。^)ノ


初級ステップ 5063 



いかがですか?

背景を塗れば雰囲気が変わりましたね。

黄色い花の絵なので玄関に飾れば、金運が呼べるかも!

今日は、これで終わりたいと思います。

次回は、おさらいを兼ねてポイントをまとめて見たいと思います。

それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m


ヒロシ

次は、初級最終ステップ8まとめ ⇒ 色鉛筆画 初級 まとめ ステップ8


  

Posted by onlyone224 at 22:49コメント(0)トラックバック(0)
2013年04月21日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP6 額に入れる

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP6  額に入れる

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 ステップ6では、 モチーフを仕上げたところで、額に入れてみたいと思います。

その前に、額縁についての勉強もしていきましょう。

色鉛筆画では、背景を描かずして作品にされているものもよく見かけます。

どんな風になるか、額縁について勉強しながら額に入れていきます。


■額縁について

絵のサイズは、縦17.5×21.0センチで、特注以外でないと市販ではそのような
サイズの額はありません。


私は、いつも色鉛筆画には、シンプルなデッサン額という額に、マットという化粧台紙に
絵を取り付けて額に絵を入れます。



下の図は、額に絵を入れた時の額の断面です。


 デッサン額縁/フレームのサイズ表の見方

 通常デッサン額縁はマットを付けて使用しますので 作品とマットのバランスを考えながら 額縁の大きさを決定します。
作品とマットと額縁の考え方としては 作品サイズに縦横とも4cm以上をたした寸法が最低で
マット巾片方が 3cm~8cmぐらいが 丁度良いサイズと言えます。
(大きいサイズになれば 10cmぐらい見てもおかしくないですが 最近は巾狭が 好まれているようです。)
デッサン額縁サイズ表
規格名称サイズ 規格名称サイズ
インチ(8×10)255×203  
八つ切303×242  
太子379×288  
関東四ツ424×348  
大 衣509×394  
半 切545×424  
三 三606×455  
小全紙660×509小全紙660×505
大全紙727×545  
大 判850×660  
十 七909×606  
MO900×700MO915×715
メーカーによってサイズが違う場合がありますメーカーによってサイズが違う場合があります

※ 上記サイズは 作品が入るサイズで 面材(ガラス等)の寸法と同じとお考えください。

※ 単位はミリ単位です。


・マット購入


マットは、額と同様に額縁屋さんで購入します。

額縁屋さんで、額縁寸法とマット開口の寸法通りに切っていただきます。

今回の額縁は八つ切りサイズで、マットは、マット開口を作品の大きさより

縦横ともに5ミリずつ小さくしました。


gaku422


・マットの拡大

マット

写真のマットの厚みは2ミリです。
分厚いほど高級感がありますが、高価になります。

ワンポイント  最初は、額選びもなかなか難しいものですが、 いちばん確実

なのは、描いた絵を、額縁屋さんに持って行って店の人に聞いたり、自分で選んで

決めても良いかと思います。

マットもいろんな種類や色がありますので、マットのことも額縁屋さんに相談して

みましょう。



・絵をマットに装着

マットと絵を裏返して、マットに作品をマスキングテープで上下2箇所くらい

仮止めします。

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きちんと、マットに絵が収まっていれば、布製のガムテープを

ハサミか手で小さくちぎって数か所完全に固定します。

※ 今回は後で背景を描くので、ガムテープでの本止めは

しません。



・作品を額に装着

額のトンボ8箇所を指で45度回して厚み調整版を外して

作品を装着して調整版、裏板をはめてトンボを止めます。


gaku 4223



 どうでしょう?(写真をクリックしてよく見てください^^)

背景をぬらなくても立派な作品になりました。

こんな感じで背景に色をぬらないというのも

シンプルでおもしろいと思います。

飾ってあったら目を引くと思いますよ。



【楽天ショップ】


額縁一覧
【アマゾン】


それでは、本日はこの辺で終りたいと思います。

次回は背景に色をぬっていきます。

どんな風になるかお楽しみに。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


ヒロシ

次のステップ7背景をぬり完成へ ⇒ 初級ステップ 7 背景をぬり完成へ
  
Posted by onlyone224 at 16:48コメント(0)トラックバック(0)
2013年04月08日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP5 モチーフに色をぬる

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP5 モチーフに色をぬる

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 それでは、前回の続きからいきます。

(色鉛筆は三菱えんぴつのユニカラー100色の中から使用しています)

上部から下部へ、ダークグリーン(617)、サップグリーン(545)、

イエローグリーン(549)で仕上げていきます。


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ここからは、非常に細かい部分があるので、難関です。

でも、一つ、一つのパーツをパズルを埋める様にぬっていけば、

意外と簡単に出来ます。


暗い部分には、ダークグリーン(617)、サップグリーン(545)、スレートグレー(569)

明るい色には、イエローグリーン(549)、モスグリーン(543)を使います。


つぼみ、茎、葉が複雑にからんでいますので、茎の方向など写真をよく見て

色をつけていきます。


より暗い部分は、上からスレートグレー(569)をぬって暗くします。

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こまかい部分は、ほぼ仕上がってきました。

あとは、左から、黄色の花が閉じている部分、葉の部分と仕上げていきます。


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ワンポイント   より暗い部分の葉は、ダークグリーンをぬりその上から

スレートグレーをぬり、その上からまたダークグリーンというふうに重ね塗り

をして、徐々に濃くしていきます。


ダークグリーンで、あたりをつけます。


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徐々に濃くしていきます。


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あと葉は、右の最後2枚となります。


上の1枚は、上下で明るさが違うので上半分はダークグリーンより少し明るめの色、

フォレストグリーン(618)下半分は、サップグリーン(545)であたりをつけました。


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フォレストグリーン(618)、ダークグリーン(617)で徐々に濃くしていきます。


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モチーフ全体に色がぬれたら、最後にもう一度、絵の全体を見渡し、

写真と見比べ色の薄い所、ぬり忘れなどをチェックして、

修正できれば、モチーフの色をぬりは完成です。


haibi411



小さな絵ですがこれだけ、さまざまな葉があると思ったより

時間がかかりました。

明暗をはっきりさせると立体感がでます。


それでは、今回はこれで終わりたいと思います。

次回は、このまま額に入れてみようかと考えています。

どうなるか、楽しみにしてくださいね。


最後までお付き合いいただきありがとうございました<(,,,)>


ヒロシ


STEP6 額に入れるへ ⇒  STEP6 額に入れる


  
Posted by onlyone224 at 06:29コメント(0)トラックバック(0)
2013年03月17日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP4 モチーフに色を塗る

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP4 モチーフに色をぬる

hai224



■モチーフに色をぬる

(色鉛筆は、三菱えんぴつユニカラーを使って解説します。)

今日は、つぼみや葉の部分をぬっていきましょう。

花びらを一枚づつ仕上げた様に、つぼみや葉の部分もパーツごとに

仕上げていくと、上手く仕上っていきます。

まずは、わかりやすい上部2つのつぼみの部分からいきましょう。

ライトイエロー(503)、イエロー(505)、イエローグリーン(549)を使います。

最初は、ライトイエローで黄色い部分全体に軽く色をぬります。

つぼみの黄色は少しグリーンが入っていますから、ライトイエローの

上から写真の色を見ながらイエローグリーンを軽くぬっていきます。

シワになっている部分やスジの部分も、イエローグリーンを使って

スジなどを入れていきます。


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濃い部分(暗い部分)は、ゴールドオーカー(553)を使います。

つぼみの形スジの位置などは少しくらい違っていてもあまり気にせず

色をぬっていきましょう。

あまり正確さにこだわり過ぎると、時間がかかってなかなか前に

すすまなくなるので、雰囲気が、出ていれば「良し」としましょう。

つぼみが出来れば、次に緑の小さなつぼみや葉の部分を一つ一つ、

一枚一枚、上部から下部へ仕上げていきます。


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色の濃い部分はダークグリーン(617)、色の明るい部分はイエローグリーン(549)、

中間にサップグリーン(545)を使ってぬっていきます。

最後にスレートグレー(569)で、影の部分をぬっていきます。

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葉のハイライト(光っている部分)は、白色から葉の色へとグラデーションで

ぬります。

すなわち、最もハイライトの強い部分は色をつけずに残してください。

うまく残せなくてもあとから消しゴムで消せば光った様に見えます。

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葉っぱ一枚一枚仕上げていけば、以外と簡単に上手く

出来上がってきますから、根気よく一枚一枚ぬっていきましょう。


ワンポイント   葉っぱを一枚一枚仕上げるのですが、

上の写真のようにその一枚の中でも色の濃い部分からあたりを

つけます。 軽く色をぬっていくのです。

そして、写真をよく見ながら同じ色や濃さになるように徐々に

色をぬっていけば上手くいきます。


本日はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


次のSTEP 5へ ⇒ STEP 5

  
Posted by onlyone224 at 17:55コメント(2)トラックバック(0)
2013年02月24日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP3 モチーフに色を塗る

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP3 モチーフに色を塗る

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■花びらを塗る

それでは、前回の続きで、花びらに色をぬっていきます。

使用する色鉛筆は三菱えんぴつのユニカラー100色の中からです。

先ずは、ライトイエロー(503)で、軽く黄色い部分全体をぬっていきます。


ワンポイント  
最初の色をぬる段階では、筆圧は軽く、最初から

強くぬると後から上に重ねてぬる色がのりにくくなります。



次にクリムソンレッド(511)で、軽く赤い部分をぬっていきます。

暗いい部分は、マゼンタ(525)でぬります。


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黄色の暗い部分は、ゴールドオーカー(553)でぬっていきます。


■花びらの仕上げ

次に花びらを仕上げていきます。

先ず、ライトイエロー(503)でむらなくぬっていき、この時も

強く筆圧をかけないでぬっていきます。

次に、濃くなっている部分はゴールドオーカー(553)

そして中間の色には、イエロー(505)を使います。

よく写真を見て、絵と写真をいっしょに回しながら花びら1枚1枚を

根気よく徐々に濃く仕上げていきます。

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だいたい、仕上がってきましたら、

赤い部分もぬっていきます。

一番暗い部分は、マゼンタ(525)でよく見て濃く仕上げていってください。

次にクリムソンレッド(511)を使って赤い部分全体を仕上げていきましょう。



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ワンポイント  
 
濃くぬっていきますと、どうしても粉が出ます。

粉を手ではらいますと用紙が汚れる場合がります。
 
できるだけ出た粉は、手ぼうきか、ティッシュペーパー

ではらいのけましょう。

ちなみに、私の場合はいつも、手元にティッシュペーパーを

置いていて、細かい粉はティッシュ、消しゴムのかすなどは、

手ぼうきを使っています。





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こんな、感じで花は出来上がりました。

本日はここまで、次回から葉っぱの部分をぬっていきます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました<(,,,)>

ヒロシ

 初級 STEP4へ ⇒ STEP 4
  
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2013年02月11日

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP 2 色を塗る

色鉛筆画 初級 ハイビスカスを描く STEP 2 色を塗る

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それでは、STEP 2にまいりたいと思います。

前回のトレースまでは、出来ましたでしょうか?


◆色で輪郭を作る

トレースした線に色を付けて行きます。

使用する色鉛筆は、三菱鉛筆ユニカラーです。

先ずは、花びらからイエロー(505)で、

トレースした花びらの輪郭を消しゴムで薄くしながら

上からイエローでなぞっていきます。

IMG_2999





















花びらのシワの様になっているところは、暗い部分なので、

少し暗めのゴールドオーカー(553)でなぞっていきます。


ワンポイント   
色を確かめる時は、用紙の端に色を出して確かめます。


IMG_3001




















赤い部分は、バーミリオン(508)を使います。


花の中心の黄色と赤色の境目の部分は、黄色に赤色がにじんだ様に

なっているので下の写真のように描いていきます。


IMG_3003



















続いて、葉の輪郭を、ダークグリーン(617)でなぞっていきます。

葉の部分は、色が濃いので線を薄くしなくても、そのまま上から

なぞっていっても大丈夫です。

少々線からずれても気にせずに、なぞっていきましょう。

トレースした線から、ずれて目立つ場合は、後で、消しゴムで消してください。



輪郭を全て色でなぞれば、絵の雰囲気が出てきます。

雰囲気がでたところで、絵の大きさを決めます。


IMG_30071





















◆絵の大きさを決める

B5サイズよりひと回り小さなサムホール(22.7X15.8)サイズで

いきたいと思いましたが、モチーフの幅が狭いので、

サイズは、21×17.5センチでいきたいと思います。

基礎知識   先ほど、サムホールサイズと言いましたが、絵画のサイズ
には様々なものがあります。
(下記の絵の寸法は、主に油絵の額縁に用いられますので
頭の片隅に留めておいてください。)

絵画標準寸法というのがありまして、サイズ号数は、0~500以上まであり、基本となる型には、
F(Figure:人型)、P(Paysage:風景型)、M(Marine:海景型)、

S(Square:正方形)の4種類があります。


すなわち、0号でも、0号のF, 0号のP, 0号のM, 0号のS といった
 
縦、横の比率が違った4種類があります。


そして、1号と2号の間に先ほどのサムホールというサイズがあります。
サムホールだけ特殊で「22.7X15.8センチ」の1種類の型しかありません。


  絵画標準寸法表←クリックで表がでます。

注)上記の絵の寸法は、主に油絵の額縁に用いられますので頭の片隅に留めておいてください。
色鉛筆画の額縁には、デッサン額を使用します。
後のステップに進みますと表を記載しておりますのでそちらを参考にしてください。



本日は、以上で終わりたいと思います。

次回も色を塗っていきますので、よろしくお願い致します。

最後まで、お付き合いありがとうございました。<(,,,)>


ヒロシ

初級 STEP 3 モチーフに色を塗るへ⇒ STEP 3

  
Posted by onlyone224 at 20:54コメント(0)トラックバック(0)

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